念願のマイホームは、建売住宅。
自分たちの好みや使い勝手に合わせて、カスタマイズしたい!
ということで、はじめてのDIY。
住んで数日で新居に穴をぶちあける勇気!(←言葉が汚いけど許してw)
超初心者ですが、無事に建具を作れたのでその経過をここに残しておきます。
業者に何でもかんでも頼んだら高くつくし…DIYしてみようかな。と思っている方の参考になれば幸いです。
可動棚をつくってみた!
さっそく、作っていきます!
必要なものを紹介しながら写真と共に説明していきますね。
夫婦ともに初めてのDIYといえど、私の主人はドライバーなど工具の扱いには長けています。
工具の使い方説明はこの記事では紹介していませんのでご了承ください
*工具の扱い方等は、それぞれ購入したものの説明書をしっかり確認して安全にご使用ください
取り付け位置の目星をつける
まず必要なのが、可動棚レール。
棚1か所につき、4本必要になります。左の壁に2本、右の壁に2本をとり付け予定です。
レールの取り付け位置は、奥の壁から5cmくらい手前に左右1本ずつ。
レールの長さは取り付け場所の壁の高さいっぱいいっぱいじゃなくても大丈夫!
たとえば我が家は下のほうは結構レールの長さ足りてません。が、床近くは直置きの予定なので、板を置く必要がありません。つまりそこまでの長さのレールは不要なのです。
最初、全然長さ足りなかった!と焦りましたがモーマンタイです。
そして、棚板を奥の壁にくっつけて仮置きしてみた時に棚板が4~5cmくらいはみ出るくらいの幅間にレールを置きます。
縦に関しては、水平感覚に自信がないので、水平器を当てながらまっすぐ縦にレールを置きます。
空気が線と線の間にあれば、水平ってことがわかります!便利!
このレール位置が後でわかるように、このタイミングでは位置の印だけつけておきます。
壁の中の状態を確認する
次に、レールを取り付ける壁の中がスカスカかどうかを確認します。
下地が入っていれば、ねじだけで足りますが、中に下地が無くて石膏ボードだけ(空洞になってる)の場合は、ボードアンカーが必要になるためです。
壁の中がスカスカだったら、ネジ入れてもとれちゃったり、荷重に耐えられなかったりするので、ボードアンカーが必要になります。
下地探しは、ぷすぷすと壁に小さい穴を空けて探すタイプと、壁にセンサーを当てて探すタイプの2つがあります。
私たちは壁になるべく傷を付けたくなかったので、レールを置く位置に沿ってまずセンサーで下地位置を調べてから、確認のために穴開けて調べました。
調べた結果、我が家の収納内の壁は下の方はぜんぶ石膏ボードだけで下地は入ってないことがわかりました。
いよいよ、穴をあけます!
壁の中を調べたら、いよいよレールの取り付け作業です!
レールを取り付ける壁の中に下地が入ってたら、木ねじだけでOK。
でも、中がスカスカだった場合は、ボードアンカーを使います。
木ネジで固定する前に、まず最初に付けた印にそってレールを置きます。
下地が全面に入ってる場合は、レールをマスキングテープで動かないように留めつつ、ねじでレールを固定していきます。
我が家は1レールにつき7か所ずつ均等感覚で留めていきました。
でも我が家のように下地が入ってなかったりする場合は、レールを当ててまずはボードアンカーが必要な個所に印をつけてからの作業となります。
ネジを取り付けたい位置にレールの穴から軽く印をつけ、いったんレールを外します。
そして、ボードアンカーを壁にねじ込みます!
ゴゴゴゴゴゴゴ!!!って空けます!
この時、電動ドライバーがあれば取り付けがスムーズ!(というか、ないと無理かも)
ボードアンカーを取り付けると、周囲の壁紙がボロボロになってしまいますが、これはレールで隠れるからあんまり気にならなくなります。
収納スペースの扉の中だし、レールでほぼ見えないので私は全く気になりません。
ボードアンカーを取り付けたら、レールを壁にあてて、木ネジをでレールを固定します。
これを4本分して、レールは完成です!
ここまでが一番大変な作業でした。お疲れさまでした。
とうとう棚板の取り付け
レールを左右2か所ずつに取り付けたら、やっと棚板の取り付けです!
棚を乗せるためには、この棚受けというパーツが必要になります。
棚受けを、棚を取り付けたい位置のレールにはめます。
そして、棚板を上に載せていきます。
この棚板は、購入した化粧板を壁ぴったりサイズにホームセンターでカットしてもらいました。
ピッタリと言っても、ギリギリすぎると乗せるのが難しいので、数ミリくらい短めがベストです。
化粧板は、あんまりにもペラペラすぎると、書類を乗せた時にたわんでしまいそう。ですので、ある程度の厚みがあるものをお勧めします。
最後に、棚板がちゃんと水平であることを確認。
素人にしては完璧なほど水平!
センサー式ライト
最近、収納スペース内がちょっと暗いかなと思って天井にセンサー式のライトを主人に取り付けてもらいました!
家電量販店やホームセンターで売ってる軽いサイズのものを、マスキングテープで貼っているだけです。
落ちてこないし、扉を開くたびに自動でパッと明るくなって見やすくて更に快適さUPです♪
コート掛けをつくってみた!
さて、次はコート掛けです!
土間収納に元々あった可動棚を利用してみました。
タオル掛けハンガーを使う
ここにはもともと、棚板が3枚ほどあったのですが、下の棚板を取り外しました。
そして、一番上の棚板に、タオル掛けのハンガーを取り付けました。
購入したのは、こちらの65センチのタオル掛け(アイアン)です。
ハンガーバーと一緒に、付属品としてついてくるトグラー、ネジという部品(いわゆるアンカーボルト)があるのですが、これらは使いません。
なぜなら、アンカーボルトは壁に取り付けるための部品だからです!
今回は壁付けではなく、天井(板の天面)に取り付けるため、ボルトとナットを使いました。
壁付けにしちゃうと、タオル掛けなので奥行きがなくて衣類は掛けられません
使用したのは、M4x30の皿ネジとM4の六角フランジナットです。
ハンガーを板に取り付ける
持っていた電動ドライバーにドリル刃がついてなかったので、ドリル刃を追加購入しました。
- M4というサイズのネジを付ける予定だから、少しおおきめの5.0のドリルで穴をあけます。
- 穴を空けたところに、ハンガーをおいて
- ネジをいれて、ナットをネジにはめる。
- ネジをドライバーで回して固定で、出来上がり!
元々の建売住宅にあった可動棚を利用したこともあり、コート掛けはかなり短い時間で作成することができました!
これがなかなか丈夫でして、気づけばこの65センチのハンガーにコートが11着もかかっていました!!
秋冬コート11着にも悠々と耐えてます。
数えた後、さすがに11着は溜めすぎかも…と着ていない秋物コートはクローゼットへ収納しました。ズボラな私たちです。。笑
使ったもの一覧
●お好きな棚板 *ホームセンターで購入&お店の人にカットしてもらいましょう
●棚支柱(レール)4本 ※壁紙と同じ色がおすすめ
●木ネジ ※レールの穴に合うサイズを購入しましょう!
●ボードアンカー ※下地が入っていれば不要です
●棚受 ※レールや棚板と同じ色が目立たずGOODです
●タオル掛け ※なるべく丈夫そうなものを
●(天面付け用の)ネジとナット
※壁付けにするなら付属パーツだけでOKですが、そうすると衣類は掛けられません。
その他、ツール類については適宜ご家庭になければ揃えてくださいませ。
水平器は完成度に影響しますし、電動ドリルは疲労軽減にGOOD◎です。
さいごに
いかがだったでしょうか?
素人でも作ることができたので、少し壁紙を傷つける勇気があるのならトライしてみる価値ありかなと思います。
今のところ、収納が不足していたリビング1か所だけ可動棚を作ったのですが、あと2~3か所にも可動棚を作りたいなと思っています。
1度作ってしまえば、「できた!」という自信がつくので穴あけるのもそんなに怖くないような気がします。
今回は主人がいろんな人のブログを見て「可動棚ほしい!」「玄関先のコート掛けが欲しい!」という私の夢を実現してくれました。
次はわたし達のDIY体験記が誰かのお役に立てれば幸いです。
では、また。
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