コロナ禍で結婚式を挙げるって抵抗がありますよね。
私たちも一度延期しましたが、工夫次第で感染対策はできると信じ、感染対策を行ったうえでなるべく費用を抑えた結婚式を行いました。
かかった費用はすべて合わせて103万円です。
全国の費用相場の平均値は約300万円なので、かなり抑えて挙式と披露宴を行えたと思います!
素敵な結婚式は、費用をかけすぎなくても実現できます!
今回は、わたしが行った感染対策と節約のコツについてご紹介します。
感染対策と節約は相性◎
元々私は、結婚式は挙げずに写真撮影だけで充分!と思っていました。
ですが、主人が「せっかくなんだから結婚式を挙げよう」と言ってくれたので結婚式をすることに。
今思い返すと、両親や祖父母にウエディングドレス姿を見せられたのでとても良い日になったと思います。挙式を挙げてよかったと主人に感謝!
さて、、私たちが結婚式を考えたころはちょうどコロナ感染が騒がれだしたころでした。
1度は挙式を延期しましたが、「このまま待っててもコロナ収束はかなり先では?」と思ったため結婚式を行うことに決めました。
時期は、緊急事態宣言が終わり国内の感染者数が数十人未満に落ち着いたころ。
感染対策として、招待する人は家族と祖父母のみに限りました。
友人や会社の人を呼ばなかったのは、第一に感染対策のため。
第二に、「結婚式は自分のためだけのもの」と思ってたからです。
たくさんの友人や職場の人を呼んで開く挙式は賑やかです。私も呼ばれたら全力でお祝いするし、一眼レフ持って写真たくさん撮って送ります。
でも、わたしは自分がそれをしたいかというと…う~~ん。。
結婚式は自分達のもの。だから、結婚したことを1番伝えたい、感謝したいと思う家族だけが当日いてくれたらそれでいいと私は思ったんです。
人に自慢したいという気持ちもなかったので。。
どうしてもたくさんの人に来てもらいたい!賑やかじゃないと嫌だ!というのももちろん良いと思います。
人が多ければ多いほど、たくさんの人から笑顔をいただけて楽しいですよね。
ただ、感染対策と節約という面では、個人的には少人数であることは効果的でしたし、もしコロナ禍じゃなかったとしても私は家族だけの結婚式を開いたと思います。
結婚式(挙式・披露宴)の感染対策
式場で行った感染対策は、以下のとおりとなります。
- 招待する人数は15人未満
- 各テーブルにはクリアのついたて
- 1テーブルにつき3人まで
- テーブルとテーブルの間隔を大きく開ける
- 食事以外はマスク着用
- 定期的なアルコール消毒
- アルコール飲み放題はつけない(酔わせない)
- 食事会(披露宴)は1時間以内に完結させる
- テーブル間の移動をなるべく遠慮していただく
- 招待前の体調確認
- 披露宴後はなるべくすぐに解散
これらに加えて、結婚式を開いた1週間後に全員の体調を確認しました。
そして、「誰も体調を崩していないこと」を来場いただいた人全員に連絡することで結婚式に来ていただいた後に皆さんが不安を感じないようにしました。
全体を通して、人と人とがなるべく接さないように、そして短時間完結を意識しました。
当初は挙式だけを予定していたのですが、1時間ほどかけて来てくれるのに挙式30分だけで帰ってもらうのが申し訳なくて1時間の食事会を追加で開くことを決めました。
コロナ禍だったためとても気を使いましたが、1時間程度であれば酔う間も無く解散できます。笑
それに、通常の披露宴のように何時間もかからず、1時間のさっくりした時間をとることで食事も待たせず、ダラダラと時間が過ぎることもなく濃い時間を過ごせたと思います。
式場利用にかかった費用
当初私は格安で前撮り撮影だけを行う予定で「小さな結婚式」を検討していました。
その後、主人の提案で挙式も行うことになったので改めていろんな結婚式場を検討しなおしたのですが、それでもやはり「小さな結婚式」が一番リーズナブルであることが分かりました。
本当にシンプルなプランで組むとなんと7万円以下で済ますこともできるらしいです!
式場利用の基本料金に含まれるシンプルなドレスでよい場合などは、費用をかなり抑えて挙式を挙げることができます。
ですが、私はレースがふんだんにあしらわれたロングタイプのドレスを選択し、ヴェールやティアラなども比較的良い物を利用したため追加料金がかかりました。。
式場利用にかかった費用は以下のとおりです。
合計 892,107円
- 前撮り 70,400円
- 結婚式費用 821,707円
前撮り費用の内訳
- 着物
- 小物類(下駄、番傘、扇子など)
- メイク
- ヘアメイク(2人とも)
- 撮影費用
結婚式・食事会費用の内訳
- ブーケ
- ドレス(挙式)
- ドレスチェンジ(披露宴)
- メイク
- ヘアメイク(2人とも)
- 新郎の靴、手袋など
- 新婦の手袋、ティアラなど
- ヴェール
- 撮影費用
- 挙式費用
- 誓約書
- 飲食費
- 新郎新婦の机のお花
- 両親へのプレゼント(結婚式のカタログから)
- 来場者へのプレゼント(結婚式のカタログから)
元々フォトウェディングがしたい!写真をたくさん撮ってアルバムを何回も眺めたい!という気持ちが強かったため、撮影枚数は決めずに全データ渡しをお願いしました。
「100万円いかないようにしよう!」と決めていたのですが、90万円以下に抑えられて金額には大満足です。
自分で用意したものの費用
式場ですべてを準備してもらうとなると、やはり費用は上がってしまいます。
そこで、自分でできるものは自分で手作りする、安くで買えるものは自分で買うことで費用削減をしました。
合計 141,132円
- 招待状 2,300円
- 席次表&席札 6,300円
- ブライダルインナー 13,750円
- フラワーシャワー&フェザーシャワー 1,860円
- ルミファンタジア 11,333円
- ヒキタク(引き出物) 72,000円
- アルバム(6冊) 23,589円
- 来場者のテーブル飾り 10,000円
- 髪飾り 5,000円
このうち、手作りしたものが以下です。
- 招待状
- 席次表&席札
- アルバム 6冊
- 来場者のテーブル飾り
- 髪飾り
そのほかのものは、式場でレンタルしたり買うと高くなってしまうため自分で購入しました。
例えばブライダルインナー(コルセットなど)は、結構いい品物が格安で百貨店に並んでたりします。
しかもそっちの方が式場のものより安いんですよ〜!
コルセットはちゃんと寸法を測ってもらった上で買うのが当日苦しまないためにもオススメです。
ペーパーアイテムはPIARY(ピアリー)で手作りしよう
招待状、席次表、席札はすべてPIARY(ピアリー)楽天市場店を利用して手作りしました。
色んなバリエーションの中からお洒落だったり可愛いペーパーアイテムを選ぶことができます!
文章も自由に変えられますが、テンプレートが用意されているので作るのもとてもスムーズです。
私たちの場合は、一度延期したので2回招待状を送りました。このような延期した場合でも、きちんとそれ用のテンプレートがあるので安心してテンプレートに身を委ねましょう。笑
私は使わなかったのですが、ゲストカードもありますよ♪
印刷を自宅でするとさらに安くなりますが、わたしは印刷込みをおすすめします。
やっぱり紙質や紙の厚さなどで印象って変わるので、全部お願いしてしまった方が印刷ズレもなく、綺麗な仕上がりになりますよ。
引き出物は、「ヒキタク」でお気遣い
私が利用したのは、こちらの引き出物3点セットです。
ヒキタクとは、当日に引き出物を渡さずに後日「カタログと引き出物」がセットで招待客のご自宅に届くというものです。
上記で紹介したペーパーアイテムと同じPIARY(ピアリー)楽天市場店で購入しました。
当日は荷物が多くならないので身軽に帰ってもらうことができます。
私たちの場合は、当日は小さな菓子折りと花束を持って帰ってもらうのみにして、引き出物はヒキタクを利用しました。
3点セットの内容物は、以下のとおりです。
①カタログギフト
②引き菓子(コーヒー、焼き菓子など)
③縁起物(お茶漬けやスープなど)
届く際には、ギフトBOX(柄が選べます!)で贈られるので
また、「引き出物は後日、ご自宅に届きます」というメッセージカードも付いてくるので、食事の席に置いておくことができますよ!
ちなみに私は、贈る人ごとにカタログギフトの種類を変えました。
コーヒー付きのカタログギフトもありますよ!「コーヒーを飲みながらギフトを選んでください」というコンセプトのカタログです。お洒落です♪
フォトアルバムはしまうまプリントを活用しよう
アルバムは、しまうまプリントのフォトブックを利用しました。
式場のアルバムも長い間検討していたのですが、届いたしまうまプリントのアルバムを見たところ、式場の何万円もするものと遜色ないです。
フォトブックの品質や値段についての詳細は「「しまうまプリント」で結婚式アルバムもイヤーブックも作れる!スマホ写真を整理しよう」を参考ください。
テーブルコーデや髪飾りをクラフトする
もし手作りするのが苦手じゃなければ、来場者のテーブル飾りや自分の髪飾りも手作りすることができます!
私の場合は、たった1時間ほどのお食事会のテーブルコーディネートに数万円を使うのが気が引けたため、造花類は手作りしました。
セリアやダイソー、手芸店などで造花やリボン、花瓶などを購入し、簡単なアレンジメントを加えました。
このようなフラワーアレンジメントをひとつのテーブルにつき2~3個置きました。
ちなみに、テーブルの装飾等は全部「小さな結婚式」のスタッフさんがいい感じに置いてくれました!
式場の格安フラワーアレンジメントだと、ホワイト系にまとめられてしまうのですが、自分で作れば華やかな好みの色味で飾ることができます。
また、前撮りの髪飾りについても「ちりめん生地」で作るつまみ細工を自分で作ることで前撮りの和装飾りにしました。
こんな感じのイメージです↓
ダイソーで買った髪飾りの飾り部分を外して、自分で作ったつまみ細工を代わりにつけました。
ちりめんは、楽天でも売っていますがダイソーなどの100均でも普通に売ってます!
作ったアイテムをメルカリで売る
テーブルコーディネートに使った造花や購入したフラワーシャワーの余りは、挙式後にメルカリで販売しました。
主人には「いや、売れへんやろ~~」と言われたのですが、結構早々に売れました!(ドヤ
早々に、売れました!!(嬉しくて2回目)
しかも、なかなかのお値段で!!
幸せの連鎖になるので、メルカリ利用もおすすめです。
魅せる演出グッズを自分で手配する
結婚式といえば、ケーキカットがありますよね。
わたしはそのケーキカットをバッサリ節約しちゃいました。
友人の結婚式にはすべてケーキカットがありました。どれも素敵。みんなケーキを切る姿は可愛い。そして、大きいスプーンが出てくるという一連の流れ。
でも、私たちが招待する家族は人生の先輩なので、たくさんの数のケーキカットを見ているはず。
また、個人的にはケーキカットは金額が高い&デザートは別で出てくるから不要かなと。
ホールケーキはよく作るので、ケーキカットはもう何回もしたことあり特別なイベントじゃなかったという気持ちもあります。
ということで、わたしはケーキカットを無くす代わりにテーブルラウンドの際に魅せる工夫をしました。
ルミファンタジアで光を灯すという演出です。
ロウソクでもよかったのですが、式場内は火気厳禁のためできず。
ルミファンタジアとは、特殊な液体どうしを混ぜることで液体が変色、発光するというものです。
めちゃくちゃ素敵な科学のパフォーマンス!
このルミファンタジアを、楽天市場(レンタルとギフト『しあわせ創庫』)で手配して、各テーブルに置くことにしました。
↑バラタイプ(3,553円)やダイヤタイプ(2,244円)↓もあります。
いろんな色のルミファンタジアを置くのも可愛いし、ドレスに合わせて同じ色味に統一するのもお洒落です♪
式場にモノを届くように手配して、当日は式場スタッフさん方が用意〜ショップへ返送まですべてしてくれました。
当日は、少し照明を落としてもらい、テーブルラウンドの際にケーキナイフではなく科学薬品の液体を2人で持って優雅にそそぎ回りました。笑
綺麗だし、親世代には珍しかったようで好評でしたよ⭐︎
それと、レンタルとギフト『しあわせ創庫』さんは事前に質問を投げてもすごく丁寧なお返事もらえました。おすすめのショップさんです。
「小さな結婚式」のレビュー
そして、結婚式場の感想を。
私たちを担当してくれた方は、本当に明るくていつもニコニコ。印象がめちゃくちゃ良いお姉さんでした。
私たち2人とも、その方のことが大好きになりました。
直接カウンターで打ち合わせしたことも何回かありましたが、連絡は基本的にメールでした。
メール返信はいつも当日中にはもらえましたし、細かい点についてもたくさん相談に乗ってくれました。
カタログを見てる時も、一緒になって楽しんでくれたし、準備してる期間はずっと楽しかったです。
ほとんどのプランをその方にお任せしましたが、大満足でした。
一方で、わたしの細かい要望「これは自分で用意したい」「入場曲をこれにしたい」「テーブルはこういう風にしたい」「もう少し費用を削りたい」というものに対して、全てにおいて納得できる答えと対応をしていただけました。
当日はもちろん、つつがなくスムーズに終えることができました。
自分で持ち込んだ小物類(フラワーアレンジメントやペーパーグッズ)、待合室に置く写真類については、何も言わなくても完璧な配置で用意してもらえていました。
「一応確認してください」と言ってくれましたが、何も変更すべき点はありませんでした。本当に完璧。
当日わたしが気にすべきは「挨拶スピーチ」だけだったくらい、何もかもやっていただけました。
あんなに安くでこんなにたくさんやってもらっていいのかしら?と思うほど、クオリティが高い結婚式になりました。
また、衣装係の方やメイク担当、カメラマンさんたちも話しやすい人たちばかりでした!
後でもらった写真はぜんぶ良くてアルバム選定に何日も時間がかかったくらいです。
これだけ大絶賛だった理由は、もちろんスタッフさんたちのおかげです。
そして、不要なモノを式場で買わなかったから、というのもあると思います。
式を終えた時に、「こんなに費用を抑えて、これだけ満足のいく素晴らしい結婚式にできただなんて!!」と満足感でたっぷりでした。
式場で利用すべきもの、自分で用意できるものの見極めは大切かなと思います。
さいごに
感謝がすごくて、式場レビューが気合い入ってしまったのですが、もちろんちょっとした反省もあります。
たとえば、ティアラや手袋はメルカリで用意しても良かったかも?と思いました。
メルカリを検討に入れてなかったので比較ができませんが、メルカリだとかなり安くでいろんなティアラが売られてます。
そしてまた、売れます!笑
ただ、結婚式というイベントは殆どの方にとって人生一度きりなので自分の目で見て選ぶというのも大切かもしれません。
サイズもありますしね。
その点では、今回はわたしは(ルミファンタジア以外は)現物を自分で確認してから購入したので買った後の後悔は全くありませんでした。
でも、もしかしてもうちょっと費用削減できたかも?とは思ったりも。。
費用と完成度の両立は難しいですが、利用人数を削減してコスパの良い式場を選べば、その両立は叶います!
コロナ禍で必要以上のお気遣いがいりますが、最後に良かった!!と心から言える結婚式をあげられれば最高ですね。
では、また!
コメント