「いつかきっと、翻訳機能が向上して語学なんて学ばなくてもよくなる。」そんな風に言われてたけど、まだまだ英語の勉強は今も必要ですね。
今でこそ海外旅行に1人で行くくらいには話せる私ですが、学生の頃は英語の授業が苦手でした。
なんてったって、中学生の頃に「j」や「g」の先端を間違えて右に書いたりしちゃうくらい。笑
高校生になると、英文法、リーディング、ライティング、スピーキングの4つのクラスがあったのですが、スピーキング以外はしょっちゅう赤点ギリギリを取っていました。
今回は、教科書も単語帳も使わなかった私の英語学習術についてのお話です。(需要あるかしら。笑)
わたしの英語力はというと
3年前の時点でTOEIC845点。この後はテストを受けてないので不明ですが、ちょっとは英語力上がったんじゃないかと推測してます。
前職では、海外との受発注やクレーム対応、簡単な翻訳作業をしていました。
通訳担当として、海外出張も経験しました。自社紹介と今後の取引内容の説明くらいはへっちゃらです。海外の取引先に英語力を褒められたときは(`・∀・´)エッヘン!!という気持ちでした。
リスニングは、話しかけられた内容は理解できます。でも、ドラマとか映画は全理解は苦しい感じ。なんだかんだで、一番得意なのはライティングスキルです。(大学時代に大量に書いたエッセイが功を奏しました)
英語の勉強は好きじゃないけど、海外が好き!
新卒時からずっと海外とのつながりのあるお仕事にずっと携わっているわたしではありますが、学校では決して優秀じゃありませんでした。むしろ、赤点ギリギリの点数ばっかりとってました。
それでも、中学生のころから高校卒業までずっと続けていたことが1つあります。
海外のペンパル(ペンフレンド)との文通です。
今はもうなくなってしまったのですが、 ペンパルを募集するサイトが昔あって、わたしはそこで仲良くなったイギリス人の女の子とドイツ人の男の子と毎日メールのやり取りをしていました。
海外への憧れが強かった当時のわたしは、どうしても海外の友達が欲しくて自分でサイトを見つけて、恐る恐る登録したんです。
小学生のころに流行った「ハリーポッター」の本を手に取ったのが、海外に興味をもつきっかけ。
登録後、たくさんの人から返信がある中で、唯一何年も文通が続いたのがイギリス人の女の子とドイツ人の男の子の2人です。特にイギリス人の女の子とは、本当に長い間(6年くらい?)文通を続けていました。
海外の生活を知るって、楽しい!
中学生レベルの英語なんて、たかが知れてます。簡単な文法に、言いたい単語をくっつけるような、そんな感じ。
でも、毎日何時間もかけて英語でメールのやりとりをしていました。
家族共有のパソコンの前でうんうん悩みながら相手の文章を解読して、自分の返事をこれまたうんうん悩みながら買いていました。
今思うと、間違いだらけの英文を読むペンフレンドのほうも大変だったろうなぁ。。
数年も経つと最初は短かった文章も、だんだん写真入りになり、長文になってきました。
正直、「これ苦行やん、、、」と思うほどの長いメッセージがペンパルから送られてきたこともあります。相手は自分の言葉だもん、簡単に書けるよね。でも、こっちはもう必死の覚悟でめちゃくちゃ時間かけて読みました!!
長文を送ってくれるほど文通を向こうも楽しんでくれてたのかと思うと、嬉しくてなんとか必死にくらいつくわたし。(どうしても読めない内容も時にはありました)
次第に、よく使う言い回しや日常で使う単語の使用には苦を感じなくなってきました。
6年間もお互いに続けられたのは、海外の生活を知ることがとても楽しかったから。
ある時、お互いの国のお菓子を贈りあったこともあります。甘いチョコレートの他、どぎつい色味の見ただけでうげ!ってなる謎のお菓子を受け取ったことも。笑 (もちろん日本のお菓子は大好評でした)
キティちゃんの便箋がいた時は嬉しかったな。わざわざ日本のものを選んでくれたんだ!って。それに、海外の女の子の文字の書き方なんかも学びました。こういう風に書くんだ!可愛い!なんてお返事にマネっこして書いてみたり。
3回ほどチャットもしたのですが、相手の書くスピードに私の読解スピードとライティングスピードが全然間に合わなくて、レースでもしてるんか?!ってくらいゼエゼエ言いながら英語使ってたこともあります。
私はチャットは苦手だったけど、向こうからは「またしよう!」と言ってくれたのでリプライを待つのは苦じゃなかったと信じたい。。
理解したい!伝えたい!が当時のモチベーション
海外文化を知りたい、いつか海外に行きたい。その一心ではじめた文通。
「書きたいことが沢山ある、伝えたいことがいっぱいあるのに、なんて書けばいいかわからない!」
だんだん、言葉の壁による強いもどかしさを毎日のように痛感するようになってきました。
英語を上手になりたいというよりかは、わかりたい!伝えたい!の気持ちが大きかったことが続けられた1番の要因だと思います。
もしこれが、英語力の向上そのものが目的だったら続かなかったと思います。
なぜなら、高校での文法のクラスはいつも、うつらうつらと夢の中と現実をウロウロしてたから。リーディングのクラスは、単語帳をいくらやっても覚えられなくて全然読めなくて本当に辛かった。
中学校の間はまだよかったけど、高校に上がった瞬間から、学校での勉強はつまらなくて仕方なかった。果てしなく眠かった。それに当時は学校英語の使い勝手が全くわからなかった。
単語帳の序盤に出てくる「consider」とかって、友達との会話で1回も出ないからね。。
周りが必死に勉強してる中で、そんなこと言えなかったので、実は文通してたことは友達にも言ったことありません。当時は私だけのちょっとした秘密でした。(「秘密も女のアクセサリーよ」って不二子ちゃんなら言ってくれるはず)
高校の英単語が実践でよく使えるようになったのは、TOEICを受け始めたあたりから。それまでは、どちらかというと食べ物の名前とか、趣味の話とかの単語のほうがよく使ってました。
フリースタイル英語学習には限界アリ!
そんな勉強嫌いの私でも大学受験はしたので(笑)、最低限の文法と単語力は身につけたつもりです。
そこで知った。単語、大事!
ひたすら単語を覚えるって正直めちゃくちゃつまんないけど、大学受験の勉強でわたしの英語力は飛躍的に伸びました!
特に単語力は即戦力になります。
自然と覚えられたら1番いいけど、わたしは主人に「3歩あるけば忘れる」と言わしめるほどの鉄の忘却力なのです。
暗記が本当に苦手なので、絵で描いて、ゴロ覚えして、接尾辞とか学んで、読んで見てとりあえず頻繁に触れて覚えるよう努力しました。単語は正直今も苦戦してます。
途中から頑張りましたが、やっぱり受験には受験勉強が必要!結構苦戦しました。(でも受験がキツかったのは歴史という暗記教科があったからと思う)
なので、フリースタイル英語学習に偏った勉強法は受験生にはオススメしません。笑
あと、日本で文法の勉強をある程度すれば、アメリカの国語の授業で高得点とれますよ!私は先生が使う例文(CMのキャラとかキャッチフレーズ)は全く理解不能でしたが、テストの成績はかなり良かったです。
いつも私に英語を教えてくれる友達が70点台で、わたしが90点台のスコアとるなんて本当笑っちゃった。あの驚いた顔忘れられないです。彼にはちょっと悪かったけど、最高スコアの「A+」で無事クラスを終えました。
まあ、アメリカ人でさえちょっと曖昧な文法だから非ネイティブのわたしたちが間違っても全然問題なし!と気持ちが明るく勉強はしましょう~
いまオススメなのは、HelloTalk
ペンパルは衰退しちゃったみたいだけど、今はもっともっとすんごいのが出てます!
それは、アプリのHelloTalkです。
これ、お互いに文章のチェックをしてあげる機能がついたSNSです。
もちろん無料で使えるし、DMみたいに直接のやり取りもできる!
しかも、翻訳機能付き。初心者にめっちゃ優しい~~~
メールとかお手紙だと「ここ間違ってるよ!」ってなかなか言ってもらえないけど、このアプリならいろんな人が文章チェックしてくれます!
こんなに時代は進んだの~~!?ってビックリ。匿名OKだし、安心に使えるから私も愛用してます。
たいていの言語ならここで学べるので、海外製品についてる説明書の中国語が読めなくて、中国圏のフォロワーさんたちにつたない中国語で質問したり。。めっちゃ便利すぎる。
Twitter感覚で投稿できるので、色んな国の人からイイネとコメントもどしどしもらえる!モチベーションさらに増し増しです!
さいごに
大学生に入ってからはお互いに忙しくなったのもあって、ペンパルとは疎遠になっちゃいましたがいまでも私の良い経験です。
大学では交換留学を経験してさらに「海外大好き~~(だけどシャイなままの日本人)」人間になりました。もちろん、日本も好き!
ちなみに、ここまで書いてると小さい頃から海外に触れるきっかけがあったのかな?って思うかもしれないけど、わたしの両親は2人ともアイハブアペーン! アイアム、ジャパニーズ! しか言えません。笑
そして主人も英語力ゼロ。主人もカタカナで「 アイハブアペーン! 」です。笑
いつか、情勢が落ち着いたら新婚旅行に海外へ行きたいな~♪
では、また!
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