兵庫県尼崎のコストコに行ったとき、名前にかなりショックを受けていたお店がありました。
その名も「UNKOCHAN」です。それはもう、でかでかと大きく「UNKOCHAN」と書かれた建物が、コストコの真向かいに数店舗あるのです。見間違いかな？と思って何度も確認したのですが、しっかりロゴも「アレ」でした。
どうやら、2020年12月からそこにいるようなのです。
店名にショックを受け、そして気になりだす
このお店、名前を見たとき「本当に名前に品がない…やばい…」とすごく嫌な気分になったのですが、よく見ると外から見える店内がめちゃくちゃオシャレなんです。
夜に前を通ると、ことさら煌びやかに照明が灯されていて、店名を一瞬忘れてしまうほど。
写真で見るより、実際に見た方が本当に綺麗です。だからこそ、なんでこんな名前にしたのか、本当に疑問が湧く、そんなお店。
コストコに行くときにいつも気になって、ちょっと中を見てしまう。そして、店名とのギャップにショックを受ける。
そうやって1年以上がたちました。
とうとう中に入ってみる
何度も何度も目にするうちに、はじめの店名のショックはだんだんと薄れていき、逆にお店が気になるようになってきた私たち。
とうとう先日、帰り道にちょこっと中に入ってみました！
私たちが入ったのは、「ウンコちゃんの雑貨屋さん」という店舗です。(未だに名前を言うのもはばかられる…。まるでハリポタの例のあの人、、ならぬ「例のあの店」です)
店内に入って思った事は、「やっぱり、めっちゃオシャレ！！！ハイセンス！」ってこと。
1階は雑貨やソファ、照明、鏡、キッチンカウンター&棚等がところ狭しと置かれていました。
2階に上がると、ソファやベッド、照明などがあります。
そして、謎の金の泡だて器やクリップなども…。（誰が使うんやろ…。）
なにより驚くのは、全部良い品であると目で見てわかるのに、値段がそれほど高額ではないことです。
すっごく座り心地の良いソファでも7万円くらい。正直、一部の家具についてはニトリの家具とそれほど変わりない値段なんじゃないかな…とさえ思いました。
黒＆ゴールドメインのスタイリッシュ感のある家具たち
置かれているものは全体的に格好良くて落ち着いたスタイルのものばかり。
カラーは、ダークブラウン、ブラック、そしてゴールドが目立ちます。
勝手なイメージですが、締りのある黒いシャツをさらっと着こなすようなイケメン男性が居そうな部屋のインテリアそのものです。
つまり、こんな感じの人が好みそう…と妄想しました。総じて格好いい系です。
なんでこんな名前に？
気になるのは、なんでこんなお店の名前にしたのか？ですよね。
ホームページのFAQコーナーにその回答がありました。
関西の一部の家具業界では、一昔前にキズがついた家具の事を、愛着を込めて「ウンコちゃん」と呼んでいたことから、アウトレット家具の店舗を立ち上げる際に採用した家号です。
HP：https://www.unkochan.com/faq
関西で、ちょっと傷アリ家具のことをそのように呼んでいた…ということです。いや、ちょっと…どこ界隈の人のこと？？私が家具職人だったら絶対にその愛称は使わんなぁ。。
店舗名は独特ですが、会社名は「株式会社木楽家本舗」さんといって、普通の社名でした。
店舗名をユニークなものにすることで、今回の私のように「え…何ココ…？！」って興味を持って入ってくる人が増えそうですよね！
普通のお洒落な家具屋さんってたくさんあるけど、なかなか用事がないと入ろうなんて思わないです。でも、名前と店内のギャップに気になって中を覗いてみる人ってたくさんいると思います。
これも一つの戦略（?!）ってことですね。
ふと気になった、「アウトレット」って何？
ちなみに、こちらのお店は「アウトレットショップ」「セレクトショップ」にあたるとのこと。でも、「アウトレット」ってよく聞くけど、どういう意味だろう？
そう思って調べてみました！
- 在庫として残ってしまったもの、製造するうえで端数になってしまったもの。
- 展示品や、廃盤品。
- 商品に傷がついてしまったもの。
大きな家具を在庫として倉庫に長時間置くと、場所とお金がかかる…それなら、低価格で販売しちゃおう！というのが「アウトレット家具」だそうです。
売っているものは「中古品」じゃなくって、「新品」ってことなんですね！
今まで「なんでかわからんけど、安くで売ってる」という情報しか知らなかったので、店内の品物が綺麗で素敵な品なのに安かった理由がやっと分かりました。いい機会でした。笑
傷がなくて新品＆良品でも、在庫あまりというだけで安い価格で手に入れられるなんてめっちゃお得ですね♪
さいごに
今回は、関西のちょっと変わったお店のご紹介でした。
もし、黄色いトラックにあのロゴがあれば、それはこのお店のトラックです！笑
気になる方は見に行ってみてください～。名前に驚き、さらに内装のギャップに驚くこと間違いなしです。
では、また～
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