ホーム»えとせとら» 子供向け絵本で大人が学ぶプログラミング

子供向け絵本で大人が学ぶプログラミング

プログラミングえとせとら
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

ずっと、どうしたら未来でも役に立てる仕事ができるのか?どうしたら未来にうまく適応できるか?リモートワークできる仕事って何か?を考えていました。

そこで、気になったのがプログラミングです。

プログラミングを独学するために

ちょっと出かけるときにふと目にするのが「子供向けロボット教室」。どうして増えてきたのかなと思ってたら、実は2020年度からプログラミングの授業が必修科目になっていたようです。

そこで私が思った事は

絶対に、未来についていける人であり続けたい。時代に取り残されず、おばあちゃんになっても、イケイケでいたい。

ということ。

私が今社会のために提供できることは、ある程度の英語力と事務仕事。このまま手に職なく生きていけばいつか過去の文明のまま取り残されるんじゃないかと焦りを感じていました。

VRには元々興味があったので、メタバースについてなども調べていましたがやはりコンピューターを理解するためにはプログラミングを学ぶ必要があると思いました。

自分が今どこまで理解しているのか?を把握する

全くゼロ知識なので、まずどこから何を勉強したらいいのかわからない。そんな風にして2か月ほど経過したある日、本屋さんの児童書コーナーでこんな本を発見しました!

なるほどわかった コンピューターとプログラミング

こちら、なんと仕掛け絵本になっています!そしてまさかの「未就学児用の教本」つまり小学生に入る前のお子さん用の絵本です。

書店でサンプルを読んだときに、「わ~!こんなんがあるの?面白い~」なんて手に取りましたが自分が全く理解できていないことに気づきショックを受けた本でもあります。

早速買いました☆

例えば、「プログラミングとは何か?」「プログラミング言語って何か?」について、私は勉強したい!と言っているにもかかわらずきちんと理解していなかったことを知りました。

コンピューターは「0と1だけで考える」ということは知っていても、それがいったいどういうことなのか?を理解したことも今までありませんでした。

こちらの本は、そういった本当の初歩の初歩(PCが少しわかる人なら当たり前の情報でさえも)から丁寧に図やイラストで解説してくれています。

パソコンって中はどうなってるのか?ということも知ることができて人類の文明に本当に心から感動しました。

中学生のころに手に取った「はじめてのC言語」というプログラミング言語の本で全く理解できず最初の数ページで挫折した私にとっては本当に画期的な本です。

恥も何も捨てて本当にキラキラした気持ちでこちらの児童書をレジへもっていく私の後ろ姿はやる気に満ち溢れていたことと思います。(それを見送る主人は微笑んでました。笑)

これから新しいことを始めるとき、「大人向け」の本を買う必要なんてどこにもないんだなと気づいた良書。

そして何より、なんでこれがこうなるの?それってつまりどゆこと?と突き詰めて理解しないと覚えられない私のような文系脳にはピッタリでした。

理解できなくても動かせる!無料でできるプログラミング

絵本「なるほどわかった コンピューターとプログラミング」で初心者向けに紹介されていたプログラミング言語は2つあります。

ひとつは「Python(パイソン)」。

こちらは、大人向けのプログラミング教本コーナーに初学者向けとしてたくさんあったので何となく言葉だけは事前に知っていました。

そしてもう一つが「Scratch(スクラッチ)」。

このスクラッチ、大人向け教本コーナーには本がなかったので私は初めて知ったプログラミング言語でした。そして、絵本の中ではこちらのスクラッチからはじめよう!とおススメされています。

順番としては、スクラッチパイソン がオススメだそうです。

ちなみに私の主人は「俺、BASICなら知ってるで!!」と声高らかに自慢してましたが、絵本の最終ページの歴史解説で「いにしえの言語」として紹介されてて相当ショックを受けてました。(マウスとディスプレイが開発されたのと同じ年にできた言語…)

Scratch(スクラッチ)でなにができる?

まず、こちらの画像を見てみてください。

じゃーーん!

これはですね、私が初めてスクラッチを使ってプログラミングしたアニメーションです!

  • 中央のヒヨコは、マウスの動きにあわせて移動します。
  • 卵は4つあり、上下左右に動き、画面端に当たると跳ね返ります。
  • 卵がヒヨコにあたると、卵のイラストが変わって卵が割れたり料理しているイラストに変わります。

このアニメーションのプログラミングが下記の画像となります↓

なんだか、想像してたプログラミングと違って感覚的に動かせそうな気がしますよね?

実際、これを作るのに私はゆっくり作業して30分で完成しました。

左側がプログラミングしている画面で、右側が実際にどう動くのか確認できる画面となっています。

プログラミングって英語の細かい文章の羅列なイメージがありますが、こちらのScratchなら感覚的に理解できるようになっています。

でも、大人なら思いますよね?「こんな簡単なこと、やらなくても分かりそう」って。ただの子供向けのお遊びでしょ?なんて。

正直、わたしも最初思いました。これ飛び越えて、Pysthonから始めたいって。でも、Scratchを触ってみて思った事は「意外とわからないかも…。いや、全然わかってないやん…。」ってことです。

本当にプログラミング初心者は、スクラッチを触ってみることを強くお勧めします。感覚的に分かるとはいっても、「こうだろう」と思った事は結構PCは理解してくれません。日本人らしさの「気づき」「雰囲気で理解」はPCは一切してくれないからです。

人がパソコンと理解し合うためにはここまで指示してあげないとわかってもらえないんだなって気づけると思います。

Scratch(スクラッチ)は、こちらから無料で使用できます。
https://scratch.mit.edu/ 

始めるにあたり、絵本の中でも簡単な説明は載っているのですがやはりYouTubeで学ぶのが最適です。

私の場合は、最初の15分ほど何も見ずに触っていたのですがやっぱり説明が欲しくてバンダイがやっているYouTubeの「Scratchで遊ぼう!」という動画をレッスン4まで見てさっきのアニメーションを作りました。

Scratch(スクラッチ)でできることは、

  • 自動で絵を動かす
  • 見た目を変える
  • 音を付ける

などです。これらを組み合わせることで、ストーリーを作ったり、ゲームを作ったりできる仕組みになっています。

簡単そうに見えて、結構難しい。XとY軸座標とかヤメテー!って思いたくなるのが普通に出てくるし、演算機能なんてものもあります。

私はちょろっとScratchをやってみて「確かにこれなら小学生でもできる。けど、それでも思い通りに動かすのはかなり難しい」と思いました。

独学で学ぶからには、初めが肝心

大人だし、理解力があるからという驕りや見栄は一度捨てて学ぶことって大切と私は思ってます。

今まで、たくさんの「はじめての」シリーズの教本を読んできました。

はじめてのドイツ語、はじめてのイタリア語、はじめての中国語、はじめてのフランス語、はじめてのC言語、はじめてのブログ、はじめてのクラフト、はじめての投資信託、はじめての米国株、はじめての和食…。

どれも、初めの10ページくらいまでは読めるんです。楽しい。簡単。

けれど、途中から急に漢字や専門用語が多くなってくる。まだうまく理解してないことが当たり前みたいな顔して登場してくる。難しい…と思いながら残りページをパラパラめくるけど、先は長い。。閉じる。メルカリに売る。

これを何度繰り返してきたことか…。

だからこそ、まずファーストステップを小さく小さくすることが大切だと思っています。

文字がたくさんある本を初めから読むんじゃなくて、イラストでわかりやすい内容から。

知らなかってけど、今はプログラミングって小学生が学べることなんですよね?きっと、誰でも初めはそのレベルから始めるべきなんです。(特に私みたいに理解しないと先に進めない人は。)

なので、わたしはまずこの未就学のキッズ向けの絵本からしっかり学び始めます!

誰に笑われても全然構わないと思ってます。そういう人の中にはきっと、過去の私みたいに笑うだけ笑って途中で挫折する人もいるんだから。

どこまで頑張れるか?はまだ正直わからないけど、イマドキの小学生と対等にお話しできるレベルがわたしの現在目標です。

プログラミング、コーディングの先輩のみなさん。仲間に入れるようにがんばります!

そしてこれを読んでくれてる優しい方々、興味があれば一緒にがんばりましょう!

では、また‎(๑•̀ㅂ•́)و✧

コメント

タイトルとURLをコピーしました